面白い質問がありました。少し調べてみました。授業によく利用するCDCの画像に素晴らしい答えが書いてありました。この図は、時々見た気がしますが、質問が来るまで考えてみていなかったことに気が付きました。論文も「感染する」、表面に感染する」、「侵入する」、「細胞内増殖する」「偏性細胞内寄生」などいろいろ書いてありました。図を見て、何故なのか?よくわかりました。
総合獣医学演習I「動物感染症学」2022が出来ました。過去10年間の動物感染症関連出題500題の傾向を分析した結果、27感染症で約200題の出題がありました。年平均20題。これらの感染症を中心に関連感染症をまとめてみました。
講義は以下のVODにアップしました。
動物感染症学第4回から14回までのスライド資料です。第4回は節足動物昆虫の代表として、また獣医師の見なければならなに動物としてミツバチを対象にしました。以下、5回魚類、6回鳥類、7~9回は牛の感染症、10、11回は豚の感染症、12回は馬、13回はめん羊、山羊、14回は愛玩動物、15回は期末試験です。
2022年は、週に2コマ連続でなく、週に1回ずつ対面講義が出来ました。また、コロナ禍に入って初めて15回とも反転対面講義が出来ました。そこで新しく15回目に伴侶動物のよくある感染症(原虫、内部寄生虫、外部寄生虫病)を加えました。人獣共通感染症では人間目線で、医動物では寄生虫目線で見ていて、犬猫の宿主から見た感染症としてみていなかったことに気が付きました。