2017年11月14日、文部科学大臣から52年振りの獣医学部新設の認可が発表されました。紆余曲折がありましたが、いよいよ新しい獣医学教育の真価が問われるところにきました。新設の学部に優秀な学生さんを招き、意欲に燃えた専任教員と共に、新しい専門獣医師及び獣医関連専門家を養成する教育を展開したいと思います。獣医学教育改革の魁としてモデルを示すと共に、国内外のニーズに応えていきたいと考えています。スライドは受験生のための入学説明の概要です。

 

 

 新しい獣医学部のコンセプトは「世界は一つ、健康は一つ、One World, One Health」と「医学は一つ, One Medicine」です。獣医学部には専門獣医師を養成する獣医学科と獣医関連専門家(Veterinary paraprofessional)を養成する獣医保健看護学科があります。

 獣医学教育あるいは動物看護教育で行われる斉一教育のコア・カリキュラム科目の上にアドバンスト(上級教育)科目を置き、ライフサイエンス研究、公共獣医事(公衆衛生など)、獣医臨床の3分野に分かれて、専門家を養成するという、全く新しい教育システムを組んでいます。(VPPは、国際的な獣医関連機関(世界動物保健機関:OIE)が、その必要性を新しく提唱した専門家です。)

 

 

 獣医学部は、岡山理科大学の今治キャンパスとして、愛媛県今治市のいこいの丘に開校します。しまなみ海道で瀬戸内海の島々を渡った、今治市の小高い丘の上にあります。眼下に今治市としまなみ海道を眺望する自然の豊かな環境です。JR今治駅からは約2kmで、バスも巡回する予定です。

 

 

 獣医系大学の分布には偏りがあり、東高西低といわれるように16大学のうち東日本に11校(定員765名)、西日本には5校(定員165名)しかありません。私立大学は5校ありますが西日本には1校もありませんでした。特に四国には、これまで国公私立の獣医系大学がありませんでした。新しい専門獣医師と獣医関連専門家を養成する獣医系大学が52年振りに、四国に設置されることは、グローバル(国際的)にもローカル(地域的)にも大きな意味を持っていると思います。

 

 

 獣医学部には、道路の西側に管理棟と獣医学部棟、獣医学教育病院棟が建っています。いすれも2018年4月に開設です。大講堂や大動物関連の施設は、1年遅れて完成します。道路の東側は、体育館、運動場、クラブハウスと駐車場が設置されています。

 

 

 獣医学部棟の1階は、全フロアー実験動物センターとなっています。マウス、ラットなど実験用小動物やサル等の中動物の飼育施設、実験施設があります。中動物区域には手術室、ICUや感染実験区域もあります。また、水産系の実験・飼育施設も併設されています。

 獣医学教育病院棟には、国際獣医教育研究センターを置き、国内外の獣医関連情報の収集、分析、編集、発信をすると共に、講義や実習材料としても利用できるよう考えています。管理等には図書館等が入っています。管理棟と獣医学部棟の間は中庭があり、木製デッキで連絡されます。

 

 

 獣医学部棟(4階)から獣医学教育病院棟(5階)へは空中の廊下でつながっています。また、地上では獣医学部棟から広い階段を降りると、獣医学教育病院棟の1階入り口に繋がります。病院にはMRI, CTや、放射線治療用のリニアックが導入されます。

 

 

 獣医学教育の体系は、生命倫理、動物福祉、獣医法規などを基本に、まず動物個体を対象に学びます。正常な動物個体の形態、機能(解剖、生理、遺伝、生化学)を学修しますが、獣医では比較動物学が基本になります。各種動物の組織や器官の進化論的な共通性と環境適応の結果としての多様性の両面から理解します(例:ヒレ、四肢、羽・翼)。

 次いで動物個体の異常について学びます。病理学、生体防御学・免疫学になります。病気の原因が感染症であれば、微生物学や寄生虫学が関係します。病気の診断、予防・治療の領域が内科学、外科学、臨床行動学などであり、薬の機序を知るのが薬理学、安全性の確認が毒性学や実験動物学です。

 動物個体を群れとして学ぶのが、疫学、動物衛生学、動物感染症学、家禽疾病学、魚病学、野生動物学です。またヒトとの係わりを持つのが、公衆衛生学、食品衛生学、環境衛生学、人獣共通感染症学等です。

 

 

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妻と作った人形。

娘の修学旅行の写真をもとにしました。

オリジナルの写真です

 

娘のドイツ時代のカーニバルの写真です。大家さんは子ネズミちゃん「モイスヒェン」といっていました。

下の人形は妻の作品です。

先日、妻の作品が創刊700号記念家庭画報大賞の佳作に入りました。

題「何して遊ぼう」です。