2019年12月6日、久しぶりの出張講義をしました。新居浜西高等学校の高校2年生を対象に話しましたが、皆、一所懸命ノートをとって集中して聞いてくれました。初々しかったです。約束したスライドをアップしておきます。楽しかったです。

昨日、先生から、学生さんの講義の感想文を送っていただきました。本当にクリスマスプレゼントでした。講義の内容がよくまとめられていること、講義の内容を聞いて、自分のこととして、自分で考えてみてくれたことに感激しました。また、人獣共通感染症に興味をもってもらい有難いです。将来この分野の研究者になって、課題を解決してくれることを期待しています。ありがとうございました。

 

 「感染症」とは?一体、どのような定義になっているのでしょう。宿主(例えばヒト)が病原体に暴露され(インフルエンザに罹った人が咳やくしゃみをして、その中に入っているウイルスが、別のヒトの気道粘膜の細胞にとりつく)、さらに病原体が体内に入って、体の中で増殖(増えること)することを「感染」といっています。暴露されたから、必ず感染するとは限りません。さらに、体内で病原体が増えることにより、いろいろな臓器や器官に障害が起こって病気になることを「感染症(微生物の感染によって起こる病気)」といいます。感染したからといって、必ず病気になるわけではありません。感染しても病気にならない場合は、不顕性感染といいます。この場合は抗体などが上昇する(免疫応答が起こる)ので、感染したことが分かります。

 病原体にも、様々なものがあります。大きさの単位を復習しておきましょう。1メートルの千分の1が1ミリメートルです。その千分の1が1μ(マイクロ)メートルです。PM2.5というのは、2.5μメートルのサイズの粒子(particle)という意味です。さらにその千分の1が1ナノメートルです。ナノマテリアルのナノです。

 病原体の大きさは種類によって違います。寄生虫は線虫、吸虫、条虫と3つのカテゴリーがあります。条虫(サナダムシ)のグループには1㎝くらいのエキノコックスから数メートル(10m級のものもある)サナダムシがいます。一方、細菌1μm~数μmで、約十万分の一から百万分の1メートルの大きさです。グラム染色の陽性・陰性(細胞壁の厚さの違い)や形(球菌、桿菌、螺旋菌、その他)、酸素を好むか嫌いか?などによって大きく分けられます。通常の光学顕微鏡で見られます。ウイルスは、一番小さなもので数十ナノメートルですが、数百ナノメートルのウイルスもいます。平均的には一千万分の1メートルの大きさで、電子顕微鏡でないと見えません。

 また、ウイルスは、通常の細胞や細菌と違って2分裂では増えません。細胞に侵入するとゲノム(RNAかDNAで書かれている全遺伝情報)は、ゲノムとして独立に複製(コピー)されます。蛋白質はmRNAから細胞のリボゾームを使って翻訳されます。独立に複製されたゲノムと、個々の蛋白質が一度に組み立てられてウイルス粒子になります。工場生産方式です。そのため、感染後48時間から72時間くらいで、感染細胞1個当たり10の5乗から10乗(10万個~100億個)のウイルス粒子が産生されます。すごいですね。

妻と作った人形。

娘の修学旅行の写真をもとにしました。

妻と作った人形。

娘の修学旅行の写真をもとにしました。

オリジナルの写真です

 

娘のドイツ時代のカーニバルの写真です。大家さんは子ネズミちゃん「モイスヒェン」といっていました。

下の人形は妻の作品です。

先日、妻の作品が創刊700号記念家庭画報大賞の佳作に入りました。

題「何して遊ぼう」です。

 

妻が、稽古に通い、粘土で作った作品です。昨年、東京フォーラムで、他の生徒さんと一緒に展示されました、「仙人草」

(水やり不要です)。